秋田で地酒蔵・銀鱗。株式会社・那波商店の蔵人が毎日酒造りの日記を書きます。日本酒蔵がどういうものなのか?
日々のこころ揺れる模様を伝えます。
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仕込みから6時間後の午後3時に荒櫂をします。
荒櫂前の酒母は水麹を吸って膨れ上がっています。 この状態では、麹の栄養を底の方の蒸し米だけが吸っているのでここで一回かき混ぜて上の方の蒸し米にも麹の栄養を与えてあげます。 荒櫂のもうひとつの目的としては、品温を均一にします。 外周が特に冷えているので。 明日の夕方にかけて17℃から6℃まで徐々に品温を落としていきます。 ここでも手でかき混ぜます。 次へ続く→ ささき ![]() |
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蒸米を水麹へ添加し、もと屋が手でよくかき混ぜます。
手だと、蒸し米の熱い部分と水麹の冷たい部分が良く分かり混ぜやすいのだそうです。 仕込み温度は、ほぼ予定通りの17.2℃でした。 すばらしい!! でも、この時期に肩まで出た服一枚で17℃のものに触るのは大変です。 仕込み終わった後、「ふーっ、冷たい!」って叫んでたもんなー。 次へ続く→ ささき ![]() |
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重量を測り終えた蒸米は、シナダに移し広げ冷まされます。
ここで問題なのが、何度まで冷ますか。 それにはちゃんと算出方法があります。 仕込み予定温度が17℃として、水麹温度が10℃、定数(F)を3.5で計算すると、17−10×3.5+10=34.5になるので、34.5℃を目安に放冷しました。 温度計は使わず手の感覚で測定します。 ここは古典的です。 次へ続く→ ささき ![]() |
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出麹の目安である品温40℃通過から20時間後の夕方18時、出麹具合を確認すると、破精まわり(蒸米に菌糸が生えて白く見える現象)が8分だったので遅らせることにしました。
酒母麹は、総破精(そうはぜ)が理想です。 真っ白な上、ふわふわの毛で覆われるくらいにします。 昔の酒造りではこの毛が立つことを嫌ったそうですが、今は良しとするそうです。 ささき ![]() |
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盛りから11時間後の16時に仲仕事にかかりました。
わっぱの中で固まっている蒸し米をふわっとなるようにほぐしてあげます。 品温は33℃。 温度を落とさず、蒸し米中の水分を飛ばすのが目的なので手早く作業をします。 そしてまた、布とビニールをかけて保温しておきます。 次へ続く→ ささき ![]() |
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昨日、室の内ドアと外ドアに「温」と書かれた紙が張られておりました。
いよいよ室の温度は吟醸にあわせて上げられます。 吟醸に使う麹をつくり終わるまで、室の室温は36℃に保たれます。 通常時より6℃も高い。。。 昨日研いだ酒母麹になるお米14Kgは、8時半に室へ引き込みました。 引き込む前に重量を測り、蒸し米吸水率を算出します。 41.7%でした。 酒母麹米は、41%が理想なので合格です。 引き込んでから2時間半後の11時に種麹を散布します。 一面に薄く広げ蒸し米が適温になったところで、麹屋が麹菌をふりかけます。 吟醸に使う麹菌はとっても強いので、麹屋以外は離れたところで見守ります。 麹屋はマスクをして対応。 麹菌に負けて一時的に肌が赤くなってしまします。 布で包み朝5時まで保温しておきます。 私は参加できませんが、蔵人たちによって塊をほぐしながら一面に広げる切返しが行われることでしょう。 ささき |
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今日はもうひとつ、大イベントの吟醸の米研ぎがありました。
普通のお米は機械で研ぎますが、吟醸だけは人が研ぎますのでイベントとなってしまいます。 今日のは、大吟醸酒の酒母麹になるお米です。 量は、14Kg。 米は、あきた酒こまち 35%。 研ぎ水の温度は、7.8℃。 浸漬時間は、14分30秒。 明日の朝、甑で約一時間かけて蒸します。 写真は、研ぎ終わってすすいでいるところです。 ささき ![]() |
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午後からもろみ1号(メータ±0)に酵素四段(ボーメ15)を添加しました。
作業中の杜氏さんにもろみ1号と酵素四段の分析結果を報告しに行くと、 「(もろみ一号と酵素四段を指差して)これとこれを混ぜたメータはなんぼになるか分かるか?」と急な質問。 やばい!焦る!思い出せるか!? 「さ〜大変だ!これは難しい!」とあおる蔵人たち。 「ん〜、確か、もろみのL数にメータを掛けたものと四段のL数にメータを掛けたものを足して、もろみのL数と四段のL数を足したもので割ると出ると思いますけど。。。どうでしょう?」 って、作業してて聞いてない!? 思い出した公式はあってて、計算したらメータ−10になり、四段添加後の分析結果もメータ−10でした。 ささき |
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もろみ1号は、予定通り2づつきれて−7となりました。
予定通りきれていってくれると、分析も楽しいです♪ 思わぬ結果になったりすると、なぜか分析した私が責められる。。。 このまま順調に発酵が進めば24日くらいに初槽(はつふね)がかかるでしょう。 それを予期してか、槽頭は槽の洗浄に取り掛かっておりました。 ささき ![]() |
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もろみ1号のメータが−21になりました。
ボーメ計を重ボーメから軽ボーメに変えるときって、なんだかわくわくします。 これから2づつ切れていくとしたら、あと10日ほどで新酒が絞れるな〜なんて予測して楽しんでます。 実際の絞るタイミングは、杜氏さんがもろみの表情を見て試飲し、分析結果などから判断します。 どこをみて判断しているのか、習得したいものです。 12月の割には妙に暖かい日が続くので、温度管理に気をつけたいです。 ささき |
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もろみ一号の添仕込がありました。
これから一日おきに添仕込が入ります。 年内は、13本のもろみを仕込む予定です。 ちなみに、酒母は吟醸一本を含む14本を仕込みます。 ささき |
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