秋田で地酒蔵・銀鱗。株式会社・那波商店の蔵人が毎日酒造りの日記を書きます。日本酒蔵がどういうものなのか?
日々のこころ揺れる模様を伝えます。
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冬季からしばらくの間、自分の携帯電話で日記は更新していました。
なかなか、携帯だと文章も書きにくく・・・。 ほとんど意味のないことを書いてた感じがします。すみまへん。 最近、秋田はひじょうに天気がいいです。 そう!!これから五月末までがあきたのすがすがしい時季なのです。 梅雨までの時季を大切に過ごしたいと感じてます。 蔵の製造の現場は少々計画が空いてきました。でも・・・ふと考えればやることはたくさんあります。 冬季おやじ(杜氏)に怒られた事で胸に残っている言葉の一つが。 『手間とりの○▲×・×◇・・・』 ちなみに後半の部分は事情により聞き取れませんでした。 ようは働いて会社から賃金をもらう以上はしっかり働け!!! 時間いっぱい有効に使い働けということでしょうか? だらだら仕事するなということです。 明日からまた1週間始まります。勇んでがんばります。 たけし スポンサーサイト
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久しく書き込みしませんでした。
なんとも造りが終わるとホッとしてました。しかし…。 改めて造りから離れると自身の携わってた世界の小ささに恐縮します。 実際会社の販売は厳しい数字のようで、やはり販売を意識しないと酒造りうんぬんなんてないかんじがします。 さて、この半年の蔵人生活のおかげで、朝起きが早くなりました。必ず5時半には目を覚まし用事がないのでいったんまた寝ますが6時半過ぎには毎日必ず起きるようになりました。 私的には以前は、7時過ぎまで平気で寝てた自身からすると大人になったというか?老人になりました。 また小さい事に腹がたたなくなりました。前向きに考えるようになりました。 さあ!いざまたがんばります。 |
最近思う。
人が輝く時ってあると思う。 それは自身の仕事やプライベートがうまくいってる時ではない。 周りの人があの人輝いてるなぁ!そうゆう風に感じるときじゃなかろうか? 過去の事を色々と自慢しがちな昨今だか、もっとこれからの自身を見据えたい。 ビジョンを大きな事を考えたい。 造りは最終。あと火入れが一回ありますが、会社の都合上帰省の三日前になりました。その後に貯蔵蔵の洗浄があるので最後まで余裕なく仕事はあります。 成るようになり、成ってきた事を素直に受け止め前向きに頑張る。つまらない事で言い合っても器が小さくなる。 あと五日で今シーズンの造りは終わります。 |
今日は火入れでした。
連続で九本の火入れです。蔵は昔ながらの熱湯のタンク内の蛇管にお酒を通し、65度になるよう目印に作業を進めます。 作業的には単純ですが、失敗する火落ちの事や熱いお酒のもとで緊張が朝5時から午後3時過ぎの終了まで続くので、終わると達成感と脱力感で休憩はみんな一眠りします。 杜氏さんが一人帳簿を机に向かって書いてました。銘々苦労はありますが、今日の晩酌は久々おいしい酒でした。 いい仕事のあとは酒がうまいもんです。 |
![]() ![]() 昨日、最後の四段仕込みが終わりついに甑が倒されました。 甑は一日かかってあっというまに分解され綺麗に磨かれました。 明日は今シーズン三回目の火入れ。九本連続でやります。 朝5時から作業開始です。 桜の頼りがテレビで流れてますが、酒造りの長いトンネルの出口がようやく見えてきました。 あともう少しです。 |